天皇賞・秋 結果。

約2cm・・・・・。

今朝のエントリーで「アタマ差でも数センチ差のハナ差でもいい」と

書きましたが、まさか2cm差のハナ差で負けるとは思いませんでした。

7ヶ月ぶり、初の東京コースにしては120%の結果。

いつものようにうまくスタート切ってすんなり先頭。

しかし58秒7で前半1000mを行くスカーレットが経験したことないハイペース。

強い馬でもあれだけ直線長ければ失速する。

でもスカーレットは後半も58秒5で駆け抜け1分57秒2というレコードタイム

いったん、下がって終わったなって思いましたが

またアンカツが鞭を入れ鼓舞したらまたグンと伸びた。

カメラの位置からすると内が有利とのことだけど完全にダイワスカーレットだと確信していた。

繰り返し何度もゴールシーンが放映されるものの明らかに内が有利に見える。

オッズを確認したり、余裕の感じでシーンを見ていた。

そして10分以上の写真判定の結果

掲示板の1着欄に14ウオッカ、2着欄に7ダイワスカーレットと。

ダイワスカーレットを大本命にし彼女から馬単流していたため

勝ったと思っていたところからテンション急降下。

放心状態というか、「えっ?」っていうのがしばらく。

さっきまで録画した映像を何度も何度も見ていたけど結果は変わらない。

でもね。

アンカツ最後、手を緩めたように見えたんだよね。

最後流しただけにしてゴールイン。外の武豊は最後の最後まで追っていた。

騎手は確信していたからなんだと思ったし、僕も見ていても抜けていると信じていた。

でもこれが結果的にあだとなったのか。


過去20年、データ的に圧倒的不利といわれていたスカーレット。

どんな名馬も敵わなかった壁を軽く乗り越えた。

ホームグランドとしているウオッカに2cm差されたけど

その差だけの力関係であることが証明された。

本当に強い。

逆をいえば、一度叩いている上に、絶対余裕で勝てたはずのウオッカ

7ヶ月の故障明け&初東京コースなど、20年間のデータからも悪条件の馬に

わずか2cmしか差をつけられなかった。

牝馬のワンツー決着、レコードタイムとスカーレットの強さを

世界に証明できたことで最高にいいレースでした。

勝っていればもっと、もっと最高でした。


なんか長々と書いてきましたが、僕は賭けた分を回収できなかったことなんかより

スカーレットがウオッカに負けたことが何より悔しい。

いまでも絶対に勝っていたと思ってる。


今日ほど武豊を本気で憎いと思ったことはありません。

今日ほどウオッカを本気で憎いと思ったことはありません。

初めて武豊を嫌いになりました。

そして初めてウオッカを本気で嫌いになりました。